中村 颯太2019年にMeshBlendを立ち上げたのは、前職の映像プロダクションで「絵コンテを描ける人間がいない」という問題に何度もぶつかったからです。企画書は立派なのに、現場に渡る段階でイメージが崩れる。その隙間を埋めるために、コンサルタントとして独立することにしました。最初のクライアントは渋谷の小さなスタートアップで、採用ページ用のブランドコミックを4ページ制作しました。報酬は少なかったけれど、そのページが公開された翌週に応募数が3倍になったと連絡をもらいました。
その経験が、今のスタジオの軸になっています。MeshBlendは「見た目をきれいにする」仕事ではなく、「伝わる順番を設計する」仕事をしています。コマ割りには情報の優先順位が宿ります。何を大きく描くか、何を省くか、どこで間を置くか。その判断を、ブランドの文脈に合わせて行うのがMeshBlendのやり方です。2021年には大阪のゲームスタジオと半年間の契約を結び、アクションシーン演出の設計を担当しました。そこで学んだタイミング感覚と視線誘導の技術が、今も全プロジェクトに生きています。
現在は東京・神田を拠点に、広告代理店・映像制作会社・スタートアップの3種類のクライアントと継続的に仕事をしています。チームは中村 颯太り。外注はしません。プロジェクトの数を意図的に絞っているのは、集中を保つためです。同時進行は最大3件まで。それ以上は断ります。次の空きが気になる方は、お問い合わせページから確認してください。
中村 颯太、東京の映像プロダクション「フレームワークス」で5年間絵コンテ担当として働いた後、2019年にMeshBlendを設立した。前職では年間30本以上の広告映像の絵コンテを担当し、特にアクションシーンの演出設計を得意とした。独立のきっかけは「企画と現場の間にある翻訳の仕事を、もっと丁寧にやりたい」という思いだった。週末は神田の古書店を巡り、1960〜70年代の劇画を集めている。「線の密度が、そのまま情報の重さになる」が口癖。