ピッチデッキは「読む資料」ではなく「見る資料」です。投資家はスライドを読んでいるのではなく、視線を動かしながら情報を拾っています。その視線の動きを設計するのが、コマ割りの考え方です。
ピッチデッキの典型的な問題 ¶
テキストが多すぎる、図と文字が混在している、スライドごとに情報の密度が違う。これらは、ピッチデッキを「書いた」人が「見られる」ことを意識していないために起きます。投資家は1枚のスライドを平均3〜5秒で判断します。その3秒で何を伝えるかを最初に決めないと、スライドは機能しません。
コマ割りの視点とは何か ¶
コマ割りとは、情報を「どの順番で、どのサイズで、どこに配置するか」を決めることです。ピッチデッキに当てはめると、「最初のスライドで何を言うか」「数字はどのタイミングで出すか」「競合比較はどこに置くか」という構成の判断になります。コミックのコマ割りと同じ原則が、スライド設計にも使えます。
再設計の手順 ¶
まず既存のスライドを印刷し、各スライドに「このスライドで伝えたいことは1つか」を確認します。1つに絞れないスライドは分割します。次に、スライドの順番を付箋で並べ替え、「問題提起→解決策→証拠→行動」の流れになっているかを確認します。この作業だけで、多くのピッチデッキは改善されます。
MeshBlendでの対応範囲 ¶
ビジュアルコンサルティングでは、既存のピッチデッキを受け取り、コマ割りの視点で構成を再設計します。デザインの美しさより、情報の流れを優先します。月次契約(¥60,000〜/月)または単発対応(¥80,000〜)で受け付けています。
よくある誤解 ¶
「デザインをきれいにすれば伝わる」という誤解があります。デザインは最後の仕上げです。構成が間違っていれば、きれいなスライドでも伝わりません。MeshBlendが最初に手をつけるのは、常に構成です。デザインはその後。
ピッチデッキの再設計に興味がある方は、まず空き状況を確認するところから始めてください。